姉御肌のルーツ


こんにちは、みゆきです。


今日は、私が「あねご」と言われるルーツのお話しです。


私はよく「頼りがいがある」と言われます。


どこにいっても、どんなグループに入っても「あねご」と言われます。


最近では外国人の同僚にまで、「あねご」と呼ばれています。


世界に通用する姉御肌であることを、39歳の時に知りました。笑


ダメなことはダメ、それは悪いことだよってハッキリ言っちゃう。
困ってる人をほっとくことができなくて、お節介しちゃう。
頼まれたことは絶対にやる。
意見を求められたら、ちゃんと意見する。


こんな感じだからか、色んな人が毎日色んな相談を投げかけてきます。


さらに、職場のみんなが困ることであれば、社長にもハッキリと言います。
「それダメです。みんな困りますよ」
って。


嫌な社員かもしれないけど。
職場のみんなが不満をためて辞めたくなっちゃったら
どうしようもないし。


そういう思いで言ってます。


実はわりと小さい頃からこんな感じで。
記憶をたどっていくと中学生の時に、象徴的な出来事があったなーと
思い出したんです。


その中学生の時の出来事をお話ししていきます。

悪いことは悪いってスピーチしたらイジメられた



私が通っていた中学校では、当時文化祭で弁論大会がありました。


全学年クラスから一人ずつ出場する。
スピーチするテーマは自由。
ただスピーチするだけじゃなくて、優勝者をちゃんと決める。


というもの。


中学1年の時、出場する人を決めるため、
クラス全員が自由なテーマで作文を書きました。


その当時、クラスの数人の男子が、大人しい男子を
いじっていました。


嫌なことを言ったり、パシリみたいに扱ったり。


男の子が言い返してこないことをいいことに、言いたい放題。


その光景が本当に嫌でした。
ただ、殴られたりとかされているわけじゃないし、
そこまで深刻な感じでもなくて。


でも私にはものすごい違和感でした。



みんなこの状況を変って思わないのかな?


嫌な気持ちになるのって、私だけ?


でも人に言っちゃいけないこと言ってるし、
やっぱこれダメでしょ!




って思ってたので、このことをテーマにして書こうと決め、
作文を書きました。



あなた達がしていることってイジメじゃない?


相手の気持ち考えてる?



自分が同じことされたら、嫌でしょ?



ってことを、かなり直球ストレートに訴える内容でした。



内容が内容なだけに、先生からは大好評。
クラスのみんなも、私の作文が一番良いと言ってくれて。


私が弁論大会に出場することになりました。



弁論大会では、原稿はほぼ見ずに話せる状態で臨み、
真っすぐ前を見て訴えました。



ただ作文を読むだけじゃなくて、
今の状況がおかしいと思ってもらえるように
訴えないと、と思っていました。

だから一生懸命、心をこめてスピーチしました。


そんな気持ちが伝わったのか、見事優勝。


終わった直後、先生方から賞賛の嵐。
同級生も、すごかったと言ってくれました。


その時は、みんなが褒めてくれるので、
私もすっごく嬉しかったんです。


出場して良かったと思いました。



でもしばらくすると、目立つ女子グループが私を見ながら
何か言っていることが増えてきました。


確信はないけど、私のことをコソコソ言っている気がする。


なんだろう?
あの人達に私が何かした記憶はないけど。


直接的に何か言われたわけじゃなかったので、
何を言われているのか分からなくて、
なんだか気持ち悪いなって思っていました。



そんなある日、昼休みに一人で本を読んでいたら、
その女子グループが同じ教室でまた何か話していました。



その途中で、「生意気だよね」
「私たちのことバカだと思って見下してるよね」

というような言葉が聞こえてきたんです。



私に向かって直接言ったわけじゃなかったけど、
私のことを見ながら言っていました。


私に聞こえるように言っているのが分かりました。


あ、私のこと言ってるんだ。


その時、初めて確信しました。


バカにしたり、見下したりなんてしてないけど。


なんでそんな勝手なこと言ってるんだろう。


その時はすごくショックを受けました。



そこから、だんだんと悪口は私のことだと分かるようになり。


クラス全体から無視されてると感じるようになりました。


元々話をする友達も数人しかいなかったので、
あまり話さなかった人達と、さらに話す機会がなくなった感じでしたが。



弁論大会でクラスメイトに対して「それ悪いことだよ」って意見したことが、
生意気だと思われたんだと思います。




今考えれば、そうなるよねって分かるんですが(^^;)



その当時の私としては、悪いことを悪いと言って何が悪い、
って感じだったので。


無視してくる人達が悪い、と思っていました。


私は悪くない。



その態度が、さらに「アイツ生意気な奴だ!」と思わせていたと思います。
(当たり前ですよね)



田舎の学校で、同学年の人数もそこまで多くなかったので、
もはや同学年全体から無視されているような状態でした。



部活もやりづらくなってしまい、退部しました。



直接的に身体を痛めつけられたりは無かったし、
ひどい言葉を言われていたわけでもなかったけど。



それでも存在しないかのように扱われるのは、
やっぱりとてもツラいものでした。




特にグループで何かしないといけないとか、
そのグループを作りなさいって時。



誰もグループになりたがらない、
あの瞬間がものすごく嫌だったな。



クラスで話をする友達が1人だけ、みたいな状況だったから
学校は超絶つまらなかった。



めちゃくちゃ行きたくなかったけど、
私が悪いことしてるわけじゃないから、
と思って休みませんでした。



どんどん生意気だと思われる一方でした。


弁論大会に再度出場



私がいじめはダメだと訴えたら、私が無視されたり
悪口を言われるようになり、結局いじめは無くなりませんでした。



男子グループによるいじめも、無くなっていませんでした。



そんな状況が続いていた中学3年生の時に、
再度弁論大会に出場することになりました。



クラスの推薦という形で出ることになりましたが、
みんな出たくないから、私が押し付けられただけ。



でもどうせ出るならと、
私は再度「いじめは悪い」という内容で話すことにしました。



あなた達のやってること、悪いことだよ。
ダサいよ。



って訴えることに。



言っても何も変わらないかもしれないけど、
変な状況を見て見ぬフリするよりは、よっぽどマシだと思っていました。



この時も、弁論大会では優勝。



学年全体から無視されている地味な存在なのに、
それでも前に出て行くって、本当に変わってるなって自分でも思います。




でも、変なものは変だよって伝えたい気持ちが強かったんですよね。



全体から無視されている状況は変わらなかったけど、
私と話をしてくれる人もいました。



卒業する時に、
「本当は無視するべきじゃなかったのに、ごめんね」
って泣いて謝ってくれた女の子もいました。



それだけでも良かったかなって思います。



この時から、悪いことが許せない性格や
悪いことは悪いとハッキリ言ってしまっていました。


これは余談だけど・・・



高校に入った後、
中学校でイジメをしていた男子が(私とは別の高校)
校門で自分のバンドの演奏を見に来てくれって必死に
チケットを売っていました。



私を見つけると駆け寄ってきて、
「良かったら、俺たちのライブ見に来てくれない?」
と笑顔で言ってきました。


「は?

 友達でもなんでもない私にチケット買ってって言ってんの?

 中学時代、あんだけ私のことバカにしてたのに。

 こんな時だけ馴れ馴れしく近づいてきて、何言ってんの?」


と内心めっちゃ腹が立ちました。



なので私も笑顔で


「ごめん、あんたに興味ないから」


とだけ言って、その場を立ち去りました。


本当に興味無かったからな・・・。


でも、実はこの時ちょっとスッキリしました。

悪者になっても仕方がない



言わなきゃいけないことは言う。


ミーティングなどでは、無駄な時間が嫌なので
自分から仕切ってしまう。


お客様が悲しい思いをするならば、「それは違うよ」と
同僚にもちゃんと言う。


仕事の場以外でも、こんな感じなので
どこへ行ってもリーダー役になってしまいます。


私は、あなたの将来が良くなるのであれば、指摘もします。


決して怒るわけじゃなくて。


伝えなければいけないことがあるなら、
あなたのためにちゃんと伝えるべき、と思っています。


そして言ったことに対しては、「私が責任をとる」と
いつも覚悟を決めています。


職場でも、自分がGOサインを出したもの、
私が言ったことに関しては「私が責任をとる」と
常々言っていて。


みんなの耳が痛いことも、言う。


言うことで嫌な奴に思われるかもしれないけど、
それならそれで仕方がないと思っています。


でも同僚や後輩が


「みゆきさんはズバッと言うけど、いつも正しいことを言っています。


 言ってることは的を得ているな、といつも納得してますよ。」


と言ってくれるので、ちょっと安心しています。


最近は、自分が姉御肌であることを受け入れ、
自分の強みだと思えるようになりました。


自分の強みを自分で分かるようになったからこそ、
こんな風に思えるようになりました。


今日は私の中学時代を振り返って、
私のルーツをたどってみました。


こんな中学時代を経て、その後どんな大人になったのかは、
プロフィールで詳しく書いています。


良かったらこちらからどうぞ。


あなたも、自分の今までを振り返って、
自分の強みを見つけてみてくださいね!


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